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 城内キャンパス
 金沢大学は県内7校の旧制官立校を統合し昭和24年(1949)に創設され,旧陸軍が置かれていた金沢城址を主なキャンパスとした。やがて城内キャンパスは手狭となり,昭和50年代初めごろから移転が検討されはじめた。
 資料館検討小委員会
 昭和61(1986)年7月,総合移転実施特別委員会(昭和54年設置)に,「資料館検討小委員会」が設置された。同小委員会は昭和62(1987)年2月「資料館の基本構想」を提案,総合移転実施特別委員会と将来計画検討委員会(昭和51年設置)において承認された。
 「資料館の基本構想」の「目的」には,総合移転にあたり「現蔵する資料を基礎として」「人文科学関係の学術研究資料を系統的に収集整理保存してそれを研究し展示公開する」,さらに「総合大学の特性を発揮して自然科学関係の資料積極的に展示公開し,専門を異する諸分野の研究成果を交流して,学問的認識を高める」ことがあげられている。
 資料館設置準備委員会
 昭和63年(1988)3月,上記「基本構想」を受けて,将来計画検討委員会内に「資料館設置準備委員会」が発足,「当初搬入資料等」,「資料館事業内容」,「金沢大学資料館規程」等を策定。同年11月これらをまとめた「金沢大学資料館設置準備に関する報告書」を提出した。同報告書には「本資料館を将来 University Museum に発展させるための基礎づくりとして」と,ユニヴァーシティ・ミュージアムへの言及がある。
 設立から今日まで
 資料館は平成元年(1989)4月,「本学における学術研究資料を系統的に収集,整理及び保存し,教育研究に資することを目的とする」(資料館規程第2条),学内共同利用施設として設立された。資料の収集・整理・保存,講演会等の開催,他機関等との相互交流,展示等の業務(同規程第3条)を行っている。
 設立時の資料を核として新たな資料を収集し,資料の収蔵経緯の解明・資料への考察・資料の目録化・画像データベース化を進めてきた。平成13年度(2001)から大学史料も収集している。
 主な収蔵資料は次のようである。加賀藩校「明倫堂」「経武館」の扁額(石川師範学校旧蔵),北陸人類学会(明治28年創設)収集資料を含む第四高等学校考古資料,最も古いものは明治20年代に購入されている第四高等学校物理機器と当時の物理機器カタログ等,前身校に関わる資料。また,郷土の名僧暁鳥敏(あけがらすはや)師の収集による753点の陶磁器コレクションも収蔵している。
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